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TV中継車:TMOとHIAの仕組みについて

トップリーグの試合ではトライの判定や,反則の確認等にラグビーではTMO(Television Match Official)
呼ばれるビデオ判定が行われます.その仕組みについて簡単にお届けします.
→ 参照:【ラグビー用語解説】TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)について

6月22日に月寒ラグビー場で行われたトップリーグ開幕戦,ヤマハ発動機と九州電力の試合は
残念ながらTV中継はありませんでしたが,TMOのための4台のカメラが入っていました.
4台分の映像のコントロールは中継車で行われるのですが,
こちらの責任者が偶然にも学生時代の友人だったので内部を見学させてもらいました!
IMG_2182.jpg
↑競技場内に設置されたカメラのケーブルは入り口横のコネクタ部分に接続されます!
この日はTMO用のみだったため4台のカメラが設置されていました.最大で12台接続可能!
で,それ以上の台数になったりマイクの数が多かったりすると2台の中継車で受けて
中継車同士をケーブルで連結するのだそうです!マイクの音声も上部のコネクタ部分に接続されます.

IMG_2183.jpg
↑こちらが接続されたカメラの映像の受信器軍になります.受信の状況確認や
調整等をこちらで行います.テーブル部分の機械はスライド式に引き出されている状態です.
移動の時は収納されてしまいます.

IMG_2184.jpg
↑こちらが映像を送り出す指令室になります.放送局のスタジオの副調と言われる機能になります.
ここで各カメラの映像を確認しながら切り替えていくのです!指示出し用のインカムもありますね.

IMG_2185.jpg
↑リプレイ映像再生用の器材.スローで再生したり映像を切り替えての再生などを行います!
専門性の高い高い技術力とセンスが求められる職種なのだそうです.

ここからは,2016年シーズンから導入されている HIA(Head Injury Assessment)について
機器構成の説明から.左手の4本の緑色のケーブルは中継車から送られてくる映像ケーブルです.
パソコンに取り込めるようにH.264プロトコルに変換する装置からUSBケーブルでノートパソコンに繋がれます.
IMG_2186.jpg
わかりにくいですがノートパソコンの画面は4分割されて表示されています.試合が始まると
パソコンに録画しながらPCの右手にあるダイアルで巻き戻し再生が可能になっています.また
画面表示は4分割表示のほかに,任意の映像を全画面表示することもできるので,
試合中継の映像とは別にHIAのための映像を独自に見ることができるのだそうです.

以上,普段はあまり見ることのない中継車についてでした.
ラグビー場の片隅に中継車を見かけたりTV中継で応援する際に
思い出していただければ幸いです.試合前の準備で忙しい中,
内部を見学させてくれわかりやすく説明してくれた友人に感謝です!
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バーバリスタ ひら

Author:バーバリスタ ひら
東日本トップクラブリーグで活躍する北海道のクラブラグビーチーム「北海道バーバリアンズ」を勝手に応援している『バーバリスタ』です.北海道バーバリアンズ&ディアナをメインにクラブラガーマンを『撮りラグ』しています.Go!Barbars!!&Diana!!
2019年には日本にラグビーワールドカップがやって来ます!Go!Japan!!

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